先輩インタビュー INTERVIEW

INTERVIEW

ナカシマ コウキKOHKI NAKASHIMA

入社年月 2022年4月
職種 獣医師

獣医師経験5年

インタビュー

転職のきっかけ
転職する前は1次診療病院で5年程働いていました。日頃の診療の中で突然来院する緊急症例を何度か経験することもありましたが、状態の悪さや悪化するスピードが早かったため治療が間に合わず亡くなってしまうことも多く、救急症例の診療に対しての大きな不安や自信の無さを感じていました。救急医療の知識を得るには臨床現場を知ることが何より身になると思い、TRVAへの見学を決意しました。
職場環境の良さやチームワークの良さを感じ、また院長を含め先輩の獣医師の方達がより良い職場環境を整える事を心がけていることなどもあり、入社を希望致しました。
私たちがここで働く理由
私がここで働く理由は、数々の救急症例を通じて知識と技術を磨けるという機会があるからです。「百聞は一見にしかず」の格言が示すように、知識を聞くだけではなく、実際に目の前で救急症例を経験することが、私自身のスキルアップに直結すると思っています。もちろん、基礎的な知識は大切にしていますが、それ以上に経験を積むことで自分が理想とする獣医師に近づけると感じています。
ここで得られた経験や知識
私が特に感じたのは、バイタルの重要性です。バイタルは、患者の状態を評価するために、その瞬間の状態を私たちに客観的に示してくれます。会話ができない動物だからこそ、バイタルは検査する上で何よりも重要だと実感しました。
さらに、救急医療ではチームワークの重要性を痛感しました。救急症例に対応する際、トリアージから診療が始まり、問診、検査、治療に関わるスタッフはそれぞれ別々に動くこともあります。しかし、患者の状態を確認しながら、それぞれが思考を巡らせて動く必要性があります。
特に、CPA症例ではその重要性を身に染みて感じました。何度かCPAの症例を経験する中で、私は何をすべきかを瞬時に判断して行動できるようになってきたと思います。
次のステップや目標
ゼネラリストとして救急症例に対しても臆することなく、診療ができるような獣医師になりたいと思います。救急医療の第一線で働くスタッフのレベルの高さと自分の実力差に大きな差を感じることもありますが、少しでも追いつけるように努力を怠らず、飼い主様への配慮を忘れずに、動物の命を救うことに向き合っていきたいです。
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