カネダ ヤスヒサYASUHISA KANEDA
獣医師経験7年
インタビュー
転職のきっかけ
前職は一次診療の動物病院で4年ほど勤務していました。地域に根付いた街のお医者さんで、職場環境も良く、やりがいを持って働いていましたが、もっと成長できる場を求めてもいました。そんな時にもともとお知り合いだった当院の塗木副院長に相談し、TRVAを見学させていただきました。見学をして驚いたのは、その雰囲気の良さ。救急病院と聞くと殺伐としたイメージを持っていたのですが、TRVAはとても明るく温かさを感じる雰囲気がありました。救急医療への興味もありますが、一番の決め手はここで働く人の人柄や雰囲気の良さに惹かれたのだと思います。
私たちがここで働く理由
私がここで働く理由は、本当に多くのことを日々学ぶことができる環境だからです。夜間の救急医療の現場は、日中とは違う特殊な場所です。いままで日中の動物病院で働いていた時には年に1~2回ほどしか経験しない症例にも、ここでは1ヶ月に何件も経験することがあります。日々新しい症例に出会い、経験豊富な先生たちから技術を学び、何度も実践を重ねていく。本当に毎日が成長の連続です。そして、その成長が動物たちの命をつなぎとめることに繋がる。そのことに大きなやりがいを感じています。
ここで得られた経験や知識
夜間の救急診療は、日中の一般診療とは、診療の流れが大きく変わります。通常は【検査→診断→治療】という流れですが、TRVAではまず命をつなぎとめるための診断と治療が先に来て、安定化してから検査を行うという流れになります。通常の診療スタイルに慣れていた私は、最初このスピード感にあたふたする場面もありました。でも、日々診療を重ねていくうちに、冷静に落ち着いて判断できるようになりました。これは周りに頼れる仲間がいる安心感と、ここで得た知識と技術が着実に身に付き、自分への自信に変わったからだと思います。
次のステップや目標
まずはこの場所で日々たくさんの症例を経験して、どんな症例にも満遍なく対応できる獣医師に成長していきたいです。TRVAでは“学び”をとても大切にしているので、誰に質問をしても、丁寧で正確な回答が返ってきます。そんな洗練されたプロフェッショナルたちの中でたくさんの知識・技術を吸収して、誰に何を聞かれても答えられるような存在になりたいと思っています。そして、TRVAだけではなく、これまでお世話になった前職の仲間やこれから出会う後輩たちに“頼られ相談される獣医師”になれたら嬉しいです。